生命は精子が作るメロディだ

四十年以上前のことだが、わたくしがオヤジの精子だったことは、皆さんも知っていよう。…もともとややこしいことを考えてしまう精子だった。覚えている!
たとえば、自分自身、というオリジナルな意識が存在することが謎でした。「そんなものなくて良くないか」、と、おさないころからしきりに疑問でした。というより、記憶に残っているうちで人生最初の疑問です。他の人のその人の意識、それでよくないか、とややっこしくってすみません! ただ、そういう精子もあるんですよ…
…ん! まて! 『精「神」の子であるのが、精「子」』、ともとれないか? 言語学的にはそうなってしまう、というより、今はそう考えざるを得ない!…。…だって、この問いは人権意識しいては国際条約に匹敵する! また思いつきによれば、
音符と精子がにているのも、その理屈によるのだ!
…だからわたくしは、今まで、一粒たりと精子を無駄にしたことはない! 常に「名前を付けて保存」している!
ある科学者が「ドリーより一卵性双生児のほうが完璧なクローンだ」といっていた。ただし、精子にも個体差はあるんですよ! その根拠としては、卵子にたどり着けるやつはそうはいない。ある意味、それは、Hな精子、である。………
まあ、精子はもういいとして、生死、の問題に移りましょうか。肉体の死後、意識が全く消え去るか、というと、少なくとも、数秒ないし数分間は存在が認められてるとか。どうやって認めたかはしりません。
が、集合的な普遍の意識、これがあるからには、また、わたくしが幼い頃に体験した共有意識(いつか書くとしても、胡散臭いだけなので今ここでは書かない!)、など、これらを考えるに、脳を含む身体が死滅して、すなわち無に帰す、というが、今思うに、精子的論点(?)からして、正直、無から宇宙が発生し、今、我々の意識がある、とすれば、我々の意識というのは、果たして生物学的な脳の状態だけだろうか、となりますね。ややこしいこと、申し上げております。…ややこしいことを精子から考えてしまうのがわたくしです。すんません!
しかし、クローン技術で全く同じDNAをした個体を生み出しても、時というものの支配下で、違う場所にいる限り(生命体である限り、ある一定の時間にある一定の場所を専有せざるを得ません)、全く意識までもがおなじになるわけがないんです。例えば、ちょっと今、これをお読みの皆様方、今いる場所を数センチでもかえてみましょう。見えることごと(認知)、見え方(認識)、気分(感情)、また、考え(思考)までもが異なりませんか。クローン技術自体はとても、単純な理論に基づくようですが(膨大といえど文字のパターンに過ぎない)、意識が同じだったら共有状態が生まれるはずです。幼い頃、それににた現象が起きた…やっぱり胡散臭いので今はやめておく。
なににせよ、同じく精子といえども個体差はあるはずですが、やっぱり同じ精子なんです!
ダラダラとよくわからないことを、意味ありげにかいたが、まさしく、睾丸無恥、とはわたくしのことである。
やや、ここに及び、ギャグレベルの低下、ネタの行き詰まりを見せ始めたところで、…さて、次回はプラズマについて書く。生命の火花…ということばもあるのである。クローン技術にも、この「ショック」は欠かせないという。そこでそれににたショックもあって、いきなり「プラズマについて書きたい」…昔、精子だった男が、今、こう考えている。
宿題としては、地球の核(コア)の温度、である。
混沌コントロール・山﨑雅之